アビリンピック

7月12日(土)に「第37回鹿児島県障害者技能競技大会」の喫茶部門に5名のご利用者が出場しました。この日に向け、それぞれ時間を見つけては接客練習を行うなど頑張ってまいりました。会場は入来町の「国立・県営鹿児島障害者職業能力開発校」であり、朝早い出発ともあって少し眠たそうにされているご利用者の方もおりましたが、いざ会場に着くと緊張されている面持ちで皆さん少しそわそわした様子でした。喫茶部門の出場者は全体で22名の中で行われました。他の選手が本番をむかえている様子を真剣に見られ、引率した職員に再度、作業内容の確認等をされる方や事前に練習時に使っていたマニュアルの資料を読まれる方などそれぞれが集中しながら本番に備えました。本番では、緊張していつもしていることがうまくできず悔しい思いをされる方もいらっしゃいました。しかし一人一人が今までの成果を出せるよう一生懸命、取り組まれる姿は大変誇らしいものでした。結果としては入選することは出来ませんでしたが、皆さんそれぞれ自分の良い箇所、頑張りたい箇所を見つけることができウィズでの作業の意識向上を図れたようでした。今回の大会に出場することで様々なことも経験し、学ぶ事が出来たと思います。また来年度の出場に向けご利用者の方と日々の作業を通し自分達らしく努力していきたいと思います。(ウィズ 樋高)