職場見学

 5月20日(火)就労移行支援事業のご利用者と職員で、鹿児島市東開町にある生活協同組合コープかごしま産直センター様の見学に行きました。職場見学の目的は、就労へのイメージ獲得と意欲向上です。また、職場見学はスーツで参加するようにしており、ビジネスでの身だしなみのマナーを学ぶ良い機会にもなります。事前学習でスーツの正しい着方、見学時の態度等について学習し、職場見学の準備を行いました。
 センター内にはミートセンター、フィッシュセンター、ベジタブルセンターと3つの部署があり、それぞれの作業場を見学させていただきました。大きな機械を使って肉のミンチを作ったり、食材をひとつひとつ丁寧にパックに盛り付けされたりと、日頃スーパーで見かける商品が作られていく様子を見て、自然とセンターの皆様に対する感謝の気持ちと、繋がりを感じることが出来ました。ベジタブルセンターでは野菜の袋詰め作業も体験させていただき、体験されたご利用者は「難しかったけど楽しかった。」「この仕事の大事さと責任を感じました。」と感想を述べられました。また、ウィズから産直センターに就職された方の作業も見学させていただき、その方の作業の様子を見ながら「次は自分が就職するぞ」と、就労に向けてさらに思いを強くされたようでした。
 見学の後はご担当者から会社の概要と障害者雇用についてお話がありました。障害者雇用に対する深いご理解が感じられるお話の内容は、就職を目指すご利用者や就労支援を行う我々にとって、とても勇気の湧くものでした。
産直センター様にはご利用者の雇用及び日頃の定着支援、そして今回の職場見学と大変お世話になっており、ウィズのご利用者、職員一同感謝の気持ちでいっぱいです。地域に根付く施設、企業として、そして障害者雇用を進めていくパートナーとして、今後とも末永くお付き合いをさせていただけたらと思います。(羽月)