にじ サーキット

今回は,体全体を使って遊ぶことを目的として,サーキットをしました。

まず,手の力加減を調整して前進することを目的として,梯子やトンネルのコースを1人ずつ渡りました。1回目は「手を先に置いて,その後に足を進めてね。」と声を掛けると,手足を交互に置き,手足を置く場所をよく見て渡ることができました。2回目以降は「自分の好きなやり方で渡ってみてね。」と声を掛けると,後ろ向きで足からついて渡る子どもがおり,難しい方法で挑戦して渡る姿もみられました。また,トンネルでは頭や肩がトンネルに当たらないように渡る練習をしました。リトミックでのかたつむりの動きを思い出しながら,腕の力を使って肘で上手に前進していました。

梯子では,梯子を掴む手の力加減や手足を順番にバランス良く動かすことが必要です。トンネルをくぐるためには腕の力で踏ん張ることが必要ですが,手の使い方を確認しながら上手に取り組むことができました。

  

次に,足を決められた場所に動かすことを目的に,島渡りのコースを渡りました。職員が「水色の画用紙だけを渡ってね。」,「1つの丸で1つの足だけを付いてね。」と声を掛けたり渡り方の手本を提示したりすると,足元や色に注意しながら跳んだり歩いたりして渡ることができました。片足を付いて1歩ずつゆっくり渡る子どもや,提示した色全てを素早く渡る子どももおり,自分なりの身体の使い方で渡ることができました。2回目以降は色を変えて行い,ルールを意識して足を動かすことができました。

  

これからも楽しく身体を動かしながら,身体の様々な動かし方に気付くことができるように工夫していきます。(五反田)