そら パン粉粘土

本日はパン粉の感触を楽しむあそびをしました。

最初にパン粉が出てくると興味津々な子ども達。パン粉の中に一本の指を入れ突いてみたり摘まんでみたり掌で潰してみたりととても興味深そうに感触を楽しんでいました。

パン粉の中を探り「みつけた!」とキラキラした目で見せてくれました。

その後パン粉の中におはじきを入れ“宝探しゲーム”を行いました。

最後にはパン粉に水を入れて感触を変えるとドロッとした感触に驚きながらも「パンの匂いがする!」と匂いを確かめたり「パン屋さんみたい!」と言いながら捏ねたり握ったりして夢中になって遊ぶ様子がありました。

今後も感触の違いを楽しんだり指先の発達を促したりできるような活動を取り入れていきます。

(橋口)

令和5年度 ペアレント・プログラム

9月~10月にかけてペアレント・プログラムを実施しました。

今回は,めばえを利用されている子どもさんの保護者の方だけではなく,地域の方のご参加もいただきました。また,松元保健センターの方にも参加していただき,とても充実したプログラムになりました。

「行動で見る」「ほめる対応」「仲間作り」の3本柱を意識しながら約2ヶ月かけて子どもさんや自分の行動について分析しました。

参加者の皆さんからは「これからも子どものいいところを見つけてあげたい。」「見方を変えていくだけでずいぶん気持ちが楽になった。」「自分の行動を客観的に考える機会になった。」「気付きをいくつも発見することができ,参加前の悩みが少し軽減されたように思う。」「子どものほめ方や関わり方を知ることができた。」といった感想もいただくことができました。それぞれの子どもさんに合った育て方,関わり方のヒントになればと思います!

また,次回開催する際には,ホームページ等でもお知らせいたしますので,ご興味がある方はぜひご参加ください。

放デイ しゃぼん玉

秋晴れのもと,しゃぼん玉の活動を行いました。

まずは,しゃぼん玉作りに挑戦しました。定番のストロータイプや手で持つタイプなど様々な道具がある中でそれぞれ好きなものを選んでいました。

もちろん,勢いよく吹いたり,振り回したりしてもしゃぼん玉が作れませんが,“ゆっくり吹く”“そっと動かす”など自然とできていました。

しゃぼん玉が割れてしまっても,それもまた一興なようで,「もう一回しよう。」「もっと大きいのを作ろう!」と時間いっぱい取り組んでいました。

その後は,天気が良かったので,園庭にて散歩やボールをしてしばらく遊びました。過ごしやすい気候にもなり,楽しそうに遊んでいる姿が印象的でした。

ほし かるたあそび

今回は,言葉と物の名前が一致することや札が取れた時の喜びや達成感を味わうことをねらいとしてかるたあそびを行いました。室内にパーテーションを置き,集中できる環境を整え少人数で行います。

始めに,札となる絵カードを見せ,「これは何?」と聞くと「りんご!」「ねこ!」など知っている物の名前を大きな声で答えてくれる子どもたち。分からない物が出てくると「わからない。」「なにかなー?」と不安げな様子でしたが「これは○○って名前だよ。」と伝えると「聞いたことある!」と反応していました。

   

その後は,カードを机に並べて支援者が言うカードを取るかるたあそびに挑戦しました。「よく聞いてね。」と言うと一気に集中して声に耳を傾ける子どもたち。「め・が・ね」と言うとカードをじーっと見て探し「これ!」と選ぶことができました。言葉と絵カードの一致が難しい子どもには「同じカードはどれかな?」と絵カードを見せることで一緒に探すことができました。カードを取ると「やったー!」と喜ぶ様子も見られましたよ。

今後も様々なあそびの中で物の名前等の認知面に繋がる活動を提供し,子どもたちの“知る楽しさ”に繋げていきたいと思います。(榎本)

にじ 秋を感じる園外散歩

交通ルールや約束事を守ることや秋の季節感を味わうことをねらいに園外散歩を行いました。

今回は,めばえから近所の美容室付近の横断歩道を往復し,めばえに帰るというルートで散歩し,道中で木の実や植物を採集したり観察したりしました。

約束事を意識して安全に散歩ができるよう,出発前に交通ルールや手を繋いで歩くペアを確認しました。支援者が「信号が青になったらどうする?」と尋ねると「周りを見て渡る!」,「手を挙げて車に気を付けて歩く!」等と元気よく発表してくれました。

めばえを出発する際には,大きな声で「行ってきます!」と挨拶をし,ペアでしっかりと手を繋いで出発することができました。初めは少し緊張気味で歩幅が小さい子どもたちでしたが,徐々に慣れると前を歩く支援者や他児から離れないように歩幅やペースを考えて取り組む様子がありました。

子ども同士のやり取りに繋がるように「○○くん早いよ。」や「前を見てね。」等とペアで話すよう促すと,ペア同士で楽しく会話をしながら散歩をすることができました。相手とペースを合わせたり自分の気持ちを伝えたりする機会にもなりました。

押しボタン式の横断歩道を渡る際には,先頭を歩く年長児にボタンを押してもらい,全員で「右,左,右」と確認して手を挙げて渡りました。「初めてボタンを押せて嬉しかった!」,「信号をよく見て渡ったよ!」と達成感に溢れた様子の子どもたちでした。

道中では,秋の季節感を味わうことができるよう木の実や植物を採集したり観察したりしました。椿の木の下では,道に落ちた黒い種を夢中になって集めていました。赤や茶色,緑,黄色に色付いた葉っぱを見比べたり「このお花ママに見せたい!」と大事そうに花を摘んだりと各々楽しむ様子がありました。

約1kmの長い道のりでしたが,めばえに到着すると「ただいま!」と大きな声で挨拶をし「次は公園に行きたい!」,「もっと遠くへ行こう!」と次への期待を膨らませる子どもたちでした。活動室では園外散歩の振り返りとして,1人ずつ発表の場を設けると「私は花を見つけました。」や「タケノコみたいな形の葉っぱを見つけました。」等と自分なりの言葉で見つけたものを発表することができました。

にじグループでは,気温等を考慮しながら毎月園外散歩の活動を取り入れています。就学に向けて,危険意識を高めたり体力をつけたりすることができ,集団行動の大切さを学ぶ機会にもなります。今後は,傘や鞄を持ちながら取り組んだり段階を踏んで距離や時間を延ばしたりして挑戦していきたいと思います。

(藤谷)

放デイ ハロウィン制作

今回は,ハロウィン制作を行いました。

最近では子どもたちもハロウィンに触れる機会が多くなっているようで,準備してある道具を見ただけで「ハロウィンだ🎃!!」とすぐに分かったようでした。

制作では,画用紙の色や貼る位置など職員と一緒に考え,微妙な位置を調整したり好きな色や形を選んだりしながら作ることができました。

同じ目や鼻のパーツを使いながらも角度や位置によって,様々な表情をしたカボチャが出来上がりました。

「笑っているね!」「ビックリしているのかな?」などカボチャの表情にも注目しながら自分の作品をしばらく持ち歩いたり,友達と見せ合ったりして過ごしていました。

   

 

避難訓練

めばえでは月に1回以上,地震や火災などの災害時に自分の身を守る方法や普段からの防災意識を高めることができるよう避難訓練を実施しています。今回は,地震による停電の後に火災が発生したことを想定した訓練を行いました。

訓練が始まり,職員から「地震が発生したため頭を守ってください。」と指示が聞こえるとすぐに体勢を低くし頭を守るための姿勢をとったり,帽子や手で頭を守ったりする子どもたちの様子がみられました。火災発生の非常ベルが鳴った後も速やかに避難場所である園庭まで避難することができ,子どもたちの成長を感じることができました。また,振り返りの中では職員の話に耳を傾けながら地震の際は机の下など身体を守れるように移動することや避難の際の約束である「お」「か」「し」「も」の合言葉を声に出して確認していました。

今後も子どもたちの安全を第一に考えながら,災害時に避難する際の知識や防災に対する意識を子どもたちと一緒に高めていきたいと思います。 (久木崎)

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放デイ 魚釣り

魚釣りの活動を行いました。池に見立てたマットに泳いでいる魚を狙っていきます。力いっぱい釣竿を動かしても狙いが定まらずなかなか釣れません。

魚釣りの何度か経験している子どもたちは“コツ”をしっかり掴み,ゆっくり慎重に釣り糸を垂らしたり,狙いが定まるように両手で釣竿を持ったりと,扱いがとても上手になってきました。

微妙な力加減を要する活動でしたが,真剣な表情で集中している姿もあり,釣り上げた時の嬉しそうな表情も印象的でした。

また,複数人で取り組む中では「釣る人」「魚を集める人」「数える人」などの役割分担をする姿もありとても盛り上がりました。

9月21日 音を鳴らさずに進もう!スローモーションゲーム

今回,身体の動きを調整する力の向上をねらいとして スローモーションゲームに取り組みました。

 

初めに,鈴を持ってサーキットに取り組みました。鈴を持つことで身体のゆっくりとした動きを意識しながら前進するよう働き掛けました。子どもたちは鈴を鳴らさずに進むにはどのように動くと良いのか考えて,忍者のように動いたり足元を確認して慎重に進んだりしながら活動に取り組むことができました。

次に,サーキットの中に中心を強く踏むと音が鳴るミュージックパッドを追加し難易度を上げて行いました。ミュージックパッドを見ると「難しそう…。」と不安そうな子どもたちもいましたが,支援者が手本を見せながら説明すると,動きを模倣し音を鳴らさないようにゆっくりと進んだり,道具の端を踏む等工夫したりしながら取り組むことができていました。

普段は身体の使い方や力の入れ方を確認するために取り組むことが多いサーキットですが,今回はゆっくりとした動きを通して身体の動かし方を調整することに焦点を当てて取り組みました。“ゆっくり動く”ということを頭では分かっていても実際に身体を動かすことは難しいため,忍者やカメ等イメージしやすい物を例に見立てたり,鈴やミュージックパッドなどの道具を用いたりしてボディイメージを高められるよう働き掛けています。今後も子ども達が楽しく達成感がもてることを一番に考え工夫をしながら様々な活動を提供していきたいと思います。 (松元)

にじ ボールあそび(バトンリレー)

本日は,お友達に声掛けをしながらボールを落とさずに繋いでいくボールあそびをしました。今回の活動では,1つのボールを橋渡ししていくことで声掛けをし合い,お友達にペースを合わせたり「どうやったら相手が受け取りやすいかな?」という意識を向けたりすることで協力する気持ちが芽生えることをねらいとしました。

 

まずは,どのように手足を使ってボールを渡していくか様々なポーズを決めて,渡すルールを作ることで身体の動かし方を確認しました。支援者のお手本や同じチームのお友達の動きをじっと見ていたり実際に身体を動かしたりとイメージ練習している子ども達の姿があり,とても意欲的でした。

 

ボールをお友達に渡すときは「はい,どーぞ!」の掛け声で渡すことをみんなで決めて,チームのお友達にゆっくり渡していきました。その際,落とさないことがルールなのでボールを気にしながらお友達と自分の手元や状況を見ながら渡すことができました。

 

 

今回のボール渡しのリレーでは,相手の様子を気にしたり合わせたりする社会性への支援だけでなく相手の動きを模倣する等,見て考えた通りにイメージして身体を動かすというボディイメージへの支援にも繋がります。

これからも子ども達のコミュニケーション力を育みつつ,運動面や認知面等の様々な部分にもアプローチした活動を考えていきたいと思います。(箱丸)