バレンタインデー

2月14日はバレンタインデー、街にはお洒落なチョコレートが溢れています!

いこいの丘でも男性利用者様にプレゼントしようと、1日早い13日(水)にチョコレート

作りをしました。(水曜日が一番男性利用者様が多いからです)

出来たものを買ってくれば簡単ですが、それでは味気ないですよね。それに皆さんの健康を考えて、

少しでもヘルシーな物をという事で「おから入りチョコレートケーキ」に決定!

午前中から女性利用者様たちは愛と友情を込めて、板チョコを潰して湯煎したり、メレンゲを

泡立てたり、それぞれの生地を丹念に混ぜ合わせたり、慣れない洋菓子作りに奮闘されました。

料理や昔ながらのお菓子作りは超ベテランの方達ですが、洋菓子作りは経験が無いようで、

担当される工程一つ一つが新鮮な体験、「へェ~、こんなんするんだねぇ~」と感心されて

いました。そんな様子を興味深そうに見ておられた男性利用者様にも少し手伝っていただき、

見事褐色のチョコレートケーキが完成しました!

女性利用者様から「これからも仲良くしていきましょう!」等とそれぞれコメントを添え手渡し、

男性利用者様は少し照れながらも嬉しそうでした。

今回は小麦粉を使わず「おから」を使用、甘みもキビ砂糖を使った為、職員もお相伴に与かり

ましたが、ほんのり甘くしっとりとしたとても美味なケーキに仕上がりました。皆さんにも

喜んでいただき、大成功!

来月はホワイトデーがやってきます・・・

 

節分

少しずつ日が長くなり、いこいの丘の裏のグラウンドの白梅も見頃となりました。

早いものでもう2月、縁起物の行事、節分を迎え今日は豆撒きです。

今年も青年職員が鬼に扮して、「悪い子はイネガァ~!」の声と共に登場です。(それは

ナマハゲだ!)

(鬼のメイクシーンです) 

一斉に「オォ~!」と声が上がり、職員の説明や紹介も聞かないうちから早くもボールが

投げ始められました。

本当は豆を撒くのですが、自分の年齢分だけ食べるのはいこいの丘の利用者さんには酷な話ですし、落ちた豆を踏んで

転倒しては何もなりません。そんな訳でカラーボールにしました。

本物と見紛うばかりのメイクと扮装でしたが、何処か愛嬌(?)のある鬼で、「怖い」と言って下さった

利用者さんはたった一人・・・、それ故日頃控えめな方も近くまで行ってボールをぶつけて、さながら

運動会の玉入れのように、ぶつけたボールを拾っては投げ、拾っては投げ、流石の若鬼も次第に弱まって

いき(なかなかの演技でした)、やがて皆さんに退治されました。

自分の心の中にある悪い部分を鬼に見立てて豆をぶつけるのも豆撒きの意味らしいのですが、

そんなことより日頃のストレスが多少発散されたようで、心なしか皆さんの顔も晴れ晴れした

ように見えました。

 

新年会

1月も終わろうとしていますが、今年は初詣に出かけることが出来なかった為、遅ればせ

ながら皆で「新年会」を行いました。

皆さん外食好きな方が多く、「寒い時期には温かいもの」ということで隠れた名店で

「チャンポン」をいただきました。

有田焼の大きなお皿にアツアツの麺、そのインパクトに驚かれたようでしたが、私たちの

心配をよそにほとんどの方が完食されました。

世間ではインフルエンザが流行っておりますが、いこいの丘の皆さんはお陰様で風邪ひとつ

引かず、食欲も旺盛で職員も嬉しい限りです。

帰りには春めいた陽気に誘われ、近くの「旧島津氏玉里邸庭園」に立ち寄りました。

市の施設であるため入園料もかからず、園内の案内もしていただき、明治時代にタイム

スリップして島津のお殿様お姫様気分になり、お茶室や池の辺り、紅梅が咲き始めた庭を

皆で散策しました。隣接した「鹿児島女子高等学校」の生徒さんたちによって綺麗に掃き

清められ、とても気持ちの良い挨拶もしていただき、明るい気分に浸れたひと時でした。

今回は早めに施設に帰り着き、皆でお茶を飲みながらお互いの近況や健康のこと、街中の

景色がすっかり変わり時代の流れを感じた等の事を口々に話され、「次回の催事を楽しみ

にしている」と言われながら帰路に着かれました。

 

干支飾り

年が明けて早くも半月が過ぎました。

いこいの丘でも早速干支に因んだものを作りましょうという事で、可愛いイノシシの

親子を折り紙で作り、椿をあしらった壁飾りに挑戦しました。

台紙の色や縁取りの紙も、皆さん「なるほど〇〇さんらしい配色ですね」と納得できる

個性が出ており、それぞれ趣の違ったものが出来上がりました。

イノシシの顔の中央には新春に相応しい願いの籠った文字が書かれており、きっと今年

一年その夢をイノシシが大事に守り通してくれますね!

「亥」は猪肉の栄養価が高く、病気予防になることから「無病息災の象徴」とされて

いるそうです。

利用者の皆さんは、ご自分で作られた作品をご自宅の玄関に飾って下さっています

ので、毎日それを見てイノシシの勢いと元気を貰っちゃいましょう!

因みに、今年のいこいの丘には年男年女がいらっしゃいませんでした。

絵馬

皆様、あけましておめでとうございます。

いこいの丘の利用者様は、年明け早々皆さん風邪も召さず元気に来所してくださり、普段は離れて暮らす

御家族と過ごされたり、今でもお子様にお年玉をあげるとそれぞれ嬉しそうにお正月の話をして下さいました。

おせち料理や正月気分を満喫され「〇〇を食べて美味しかった!」とか、少しふっくらされたようにも見える方も

あり、「今日から又皆で体操を頑張りましょう!」と再会できたことを喜ぶと共に健康管理を誓いあったのでした。

皆での初詣は寒さや混雑の為断念しましたが、今年の抱負を絵馬に託し「いこい神社(?)」の奉納しました。

皆さんの願いはやはり「健康」が一番多く、中には初春の想いを五・七・五の俳句で表した風情のあるものや、

「漢字が思い出せない」と言って職員に訊いたり、皆さん真剣に想いを綴られていました。

利用者の皆さんは年齢が気になるようで、年が明けるイコール「今年で〇〇歳になる」と口々に言われ、嬉し

そうな寂しそうな様子・・・。「大丈夫ですよ!皆さん身体の基礎が今の若い者と違い、丈夫でまだまだ

元気です!」

絵馬に書いた「健康」を神頼みだけでなく皆で努力して保って行きましょう!

これからもいこいの丘の活動を多くの方に知って頂けるよう発信していきたいと思います。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

クリスマス会(クッキング編)

24日(月)クリスマス会を行ないました。

普段は利用の曜日が違い、なかなか顔を合わせる機会が無い方々も一堂に会し賑やかに

始まりました。

先ずは昼食も自分達で作ろうという事で、午前中は女性利用者さんにご協力いただき、

クリスマスケーキを含め全9種類のメニューを準備いたしました。

皆さん目や気を配って手薄な所を応援し連携して短時間で準備を終えてくださいました。

男性利用者さんからはご自分の畑で採れた野菜を提供いただき、心も温まるあったかランチが

出来上がりました。美味しい物を少しずつ飾り付け、雰囲気のある食卓で皆さんほぼ完食でした。

クリスマス会(仮装編)

クリスマス会、あったかランチを終え午後からは利用者さんに楽しんでいただこうと

職員による仮装大会です。クリスマスに欠かせないサンタクロース(今年はサンタ

ガール?)やトナカイ、詰襟姿の高校生、妖精のような可愛らしい(?)魔女、新人研修中の

バスガール、そして圧巻だったのは今年話題の「西郷どん」。

桜島をバックに「つん」を連れメイクもバッチリ、浴衣姿で登場。彼は元々濃い顔立ちで

和服の似合う貫禄のお腹、彼を措いて「西郷どん」に扮することが出来る人はいません。

皆さんからも「オォー!」と歓声が上がりました。

バスガールの先導でカラオケ大会が始まり皆さんに馴染みの曲を数曲、臆することなく

マイクを握る方や懐かしさにニコニコ顔で口ずさむ方、モニター画面と睨めっこで歌う方、

ひと時部屋中に歌声が響き渡りました。

クリスマス会(ゲーム編)

ランチ、仮装カラオケ大会と続いた後はチョット身体を動かしましょうと、「もぐら叩きゲーム」を

しました。

セットは手作り!!ゲームセンターの物に負けないくらいのものですが、穴から飛び出すもぐらは

職員の手動です(笑)

一人の持ち時間は1分、さて何匹叩けるでしょうか!

皆さん手にピコピコハンマーを持ち、穴から顔を出すもぐらと真剣勝負の様相です。

最初は打ち損じても照れ笑いをしていましたが、次第に真顔で力も入り仕舞いには打ちのめされて

もぐらもヘトヘト・・・

最高打数は24匹、果たしてこの数字多いのか少ないのか?

クリスマス会の為に時間を掛けて準備し、初お目見えのゲームでしたが楽しんでいただけたようです。

又やりましょう!

クリスマス会(サンタクロース偏)

クリスマスに無くてはならないのがサンタからのプレゼント。

今年は贅沢にも2人のサンタが訪れてくれました。

先ずはしろやまの風方面からのサンタ登場、体格の良さがサンタにピッタリ!本物の

サンタかと見紛うばかりでした。

皆さんも一斉に笑顔になり、一人一人に声を掛けてくれながらプレゼントを手渡して

くれました。

何が入っていたのかな?来年もお待ちしております。

そして「もぐら叩きゲーム」も終了すると、今度はかなり若いけど立派な体格のサンタ

登場です!まだ修行中なのかチョット控えめながら丁寧にプレゼントを手渡すと、皆さん

二度もサンタが来てくれたことに驚かれていたようです。でも、プレゼントは何回貰っても

いいもんですよね!

年末の華やかなイベントも終わり、あとはお正月を迎えるばかり。

年末寒波が来るそうですが、どうぞ皆さん風邪など召さぬようにお過ごしください。

どうぞ良いお年をお迎えください。

餅つき

今年もあと僅か、ぼちぼちお正月の準備も始める時期ですね。

22日(土)しろやまの風で「餅つき」が行われました。本格的に杵と石臼で力自慢の男性

職員が何升もの餅をついてくれ、いこいの丘の利用者さんも参加し杵が振り下ろされる度に

「よいしょ!、よいしょ!」の掛け声をかけ応援していました。

「昔は毎年ついたなぁ」と言われ、職員の「やってみる?」の声掛けに最高齢の90歳の

女性利用者さんがサッと腰を上げたのです。

「声は掛けたけど大丈夫だろうか?」との心配をよそに、何度も杵を振ります。その姿が

とても様になっており、感心するばかりでした。

そしてその姿に触発されたのか70代の女性も杵を手にし、我々職員は驚くばかりです!

何故ならその70代の方は日頃身体を動かすことが苦手で滅多に散歩にも行かない方なのです。

やはり昔懐かしい楽しい行事は人の心を動かすものなのですね。

そしてつき上がった餅は児童から高齢者まで協力して手作りのあんこ餅にしました。

軟らかい餅に餡子を載せ餃子を包むような要領で、丸く綺麗に仕上げていきます。

その手際の良さ!いやはやお見逸れ致しました。ここでも高齢者パワー全開です!

来年も是非ご協力お願いします。

しろやまの風で芋餅も作ってくださり、3時のおやつにおただき「美味しい~!」の連発。

ごちそうさまでした。