そら 綱引き

今回は,掌でしっかりと握り,腕に力を入れて引っ張ることをねらいとして綱引きを行いました。まずは,綱の持ち方から確認です。掌でしっかりとギュッと握ることができるよう「手をしっかりパー,綱を持ったらグーだよ。」と,職員が手本を提示しながら子どもたちに伝え,模倣を促します。

次に,実際に綱を握り,重いウレタンブロックを入れた籠を引っ張ります。綱を握る場所がわかるよう,またギュっと力を入れやすいよう,綱に結び目を作ることで子どもたちも容易に握ることができていました。

しっかり綱を握ることができるようになっても,腕や足が突っ張り後ろに倒れて尻もちをついたり,前のめりの姿勢になったり,腕だけの力で引っ張ろうとすることでなかなか籠が動いてくれません。

 

そこで職員が「発表会の時の大きなかぶを思い出してね。うんとこしょ,どっこいしょ,だよ。」と声を掛けると,すぐにイメージができたようで腰を下ろして足を踏ん張り,引っ張り始めました。

 

さらに,お友だちとの綱引きが始まると“負けないぞ!”とばかりに自然と腰を下ろし,力いっぱい綱を引っ張り合うことができていました。(平川)