ほし ウレタンブロック

本日は,重い物を運んだり持ち上げたりして,全身に力を入れることをねらいとしてたウレタンブロック遊びをしました。今回は,子ども達の期待感や意欲がより一層高まるように,クリスマスの内容に設定して取り組みました。流れとしては,子ども達がサンタになりウレタンブロックを1つずつ運び,決められた場所にブロックを積み上げていきました。説明をすると,目をキラキラさせながら「やりたい!」と言ったり拍手したりと,やる気に満ち溢れる子ども達でした。

 

ゆっくり渡ることを意識することができるように,平均台やマットを敷いた足場の不安定な道を準備し,その上をブロックを持って運んでいきました。「よいしょ,よいしょ。」と力んだ表情をしながら渡ったり,足元を注意深く確認しながら渡ったりと,みんな最後まで諦めずに目的地まで頑張って運ぶことができ,とても頼もしさを感じました。

また,積み上げる時は両手の力を加減しながら,ゆっくりとブロックを重ねることができました。その際に,子ども達の発達段階に応じて,ブロックの運ぶ数や積み上げる高さを調整することで,全員が最後まで楽しく取り組みやすいように工夫をしました。

運んで積み上げる取り組みを2,3往復して最後のブロックを積み上げると,嬉しそうに拍手したり,支援者に向かってVサインをしたりと達成感に溢れた様子がありました。

今回,重たい物を持ち上げたり運んだりして,お腹や腕に力を入れる経験ができるようにウレタンブロックを使いました。ウレタンブロックやマット等の重たい物を持った際に,転倒しても柔らかい素材でできているので安心して取り組むことができます。

最近では,運動あそびで片付けをする際に「これ持って行く。」,「持てるよ!」と支援者がマットや遊具を片付けると,積極的に重たい物を運んで手伝おうとする子ども達の頼もしい姿があります。腕や脚の力が付き,身体の動かし方が上手になっていくと共に,自尊心も芽生えてきます。普段の生活の中で子ども達の意欲や自信に繋がるように,これからもたくさんの遊びに挑戦できる活動を計画していきます。(二見)