ほし 感触あそび(春雨・わかめ)

今回は,春雨とわかめで感覚遊びをしました。素手で春雨とわかめの感触に触れたり,食具を使い手首の使い方を確認したりすることをねらいに行いました。また,食具を遊びの中に取り入れることでスプーンやフォークですくう練習にも挑戦しました。普段給食で食べている子ども達は,「今日のつるつる遊びは楽しみ。」と活動を心待ちにしている様子でした。

初めに,素手で春雨を触り春雨の感覚を肌で感じました。職員が「どんな感じかな。」と子ども達に聞くと,「つめたい。」,「つるつるしてる。」と感じたことを言葉で伝えることができました。春雨を素手で触るのが苦手な子どもには,普段使っている食具のスプーンを渡すことで間接的に春雨に触ることができました。また,春雨に色をつけて赤色,青色と確認しながら感触あそびを通して色の認知の向上にも繋げました。

 

次に子ども達にわかめを渡しました。わかめを触ることが初めての子ども達にとって「どんな手触りだろう。」と恐る恐る触っている様子でした。「ヌルヌルしている。」,「いつもお汁に入っているわかめだ。」と子ども達が知っている情報を職員に一生懸命教えていました。わかめを顔に貼り付けたり,素手で触れたり色々な遊び方を発見して楽しむことができました。

また,スプーンやフォークの持ち方を確認して,すくいやすい方法を子どもたちと確認をしました。食具の練習も遊びの中で行うと,子ども達が意欲的に取り組めるようです。

今回は春雨で感触あそびを行いましたが,氷や片栗粉粘土など身近な物で感触あそびができます。ご自宅でも感触あそびを行ってみてください。                           (米山)