じゃんけん列車(児発):友達と遊びを共有する。

じゃんけんの仕組みを絵を見て確認しました。手の動きや仕組みの理解度に応じて,じゃんけんの絵カードを使用します。

  

 

今回は3つの約束事を決めて活動しました。① 走るとぶつかったり転んだりして危ないので歩くこと ② 遅出しはせずに「ぽん!」の合図に合わせてじゃんけんすること ③ 負けても怒ったり泣いたりせずに笑顔で参加すること
③は特に難しいですが「何回もゲームをするからね。たくさんじゃんけんできるよ。」と伝えると安心した様子でした。
音楽が鳴っている間は元気よく歩きます!

 

  

 

音楽が止まると掛け声に合わせてじゃんけんです。

 

  

 

負けた悔しさから涙を流す場面もありました。「やりたくない。」と意思表示があったときは,気持ちを受け止めた上で,無理強いはせずに,見学できる場所をつくります。繰り返しゲームを行っていると,見学していた子ども達も「やっぱりもう一回しようかな。」と途中から参加する様子もありました。
興奮して走り出しそうになったときには「約束事は何だったかな?」と声掛けをすると,壁に貼ってある約束事を見て,確認をしていました。
最後に長い列車ができました!

 

  

 

活動の終わりに,振り返りをしました。「楽しかった!またやりたいな!」という感想が多いなか「約束を守れなかった。途中で走っちゃった。」と自分の行動を振り返ることができる様子もありました。
これからも子ども達が見通しを持ち,理解しやすい環境のなかで,ルールのある遊びの経験を重ねられるように支援していきたいと思います。