にじ 節分

本日は季節の行事を知ることをねらいとし,午前に『節分リース作り』,午後にボールを豆に見立てた『豆まき』を行いました。まずは,午前に行った『節分リース作り』です。今回は,折り紙で“鬼”を作ることに挑戦しました。初めて作る子どもさんたちは「作れるかな。」「難しそう。」と不安そうな様子。支援者が手本を提示しながら折り方を説明すると,模倣しながら角や線を揃えて丁寧に折ることができました。その後,完成した鬼の顔に色鉛筆やクレヨンを使って“怒った顔”“笑っている顔”等思い思いに表情を描くことができました。

鬼の顔を折り終えたら,リースの土台となる円形の画用紙に節分のイラストを貼ったり,節分のイラストを見ながら絵を描いたりしました。糊や色鉛筆,クレヨン等数に限りがある道具をお友達と「はい,どうぞ。」「ありがとう。」等言葉でやり取りしながら自発的に貸し借りをすることができました。

完成すると,お友達と見せ合いっこしたり支援者に「お家に持って帰ってパパとママに見せる!」と嬉しそうにお話してくれたりととっても嬉しそうな子どもさんたちでした。

次は,午後に行った『豆まき』です。給食後の自由あそびの時間,園庭で遊んでいるとサプライズで鬼が遊びに来ました。何も知らない子どもさんたちは遠くに走り出したり涙をみせたりする姿がありました。支援者が豆に見立てたボールを提示し「ボールで鬼さんを退治しよう。」と声掛けすると,鬼に向かって一斉にボールを投げることができました。また,涙をみせていた子どもさんたちも支援者が寄り添うと一緒にボールを投げることができ,鬼が逃げていくと「やった!勝った!」と満面の笑みで喜んでいました。

今回の節分と同じように,今後も子どもさんたちが遊びを通して季節の行事に興味・関心が持てるよう工夫していきたいと考えています☆(工藤)