そら 大豆あそび

1月も終盤を迎えましたがまだまだ寒い日も続いていますね。そらグループの子どもたちは寒さにも負けず毎日元気に過ごしており,私たちも日々パワーをもらっています!
今日は室内にて大豆を使用した感覚あそびを行いました。また,大豆を使ったゲームを取り入れ楽しく感覚あそびができるようにアレンジしてみました。

「今日は大豆あそびだよ。」と職員が声を掛け,袋に入ったたくさんの大豆を提示すると「いっぱい入ってる!」「お米みたいだね。」と様々な感想を教えてくれた子どもたち。初めて見るもの,珍しいものに対して,毎度ユーモア溢れた感想を教えてくれる子どもたちには,いつも私たちに笑顔をくれます!!そんな楽しい雰囲気のなか,大豆あそびがスタートしました。

まずは袋の上からたくさんの大豆を触ってみます。職員がどんな感触かを尋ねてみると「かたーい。」「ぶつぶつしてる。」と思い思いに感じた感触を表現してくれました。袋の上から大豆の感触を味わった後は,いよいよ直接触れてみます。固くて丸い大豆の感触に不思議そうな表情が溢れています。勢いよくガバッと掴んでみたり,恐る恐る指先で触れてみたりと子どもたち一人一人の触り方も様々でした。物に触れて感触を味わい表現することは,考える力の促進に繋がり,想像力の向上に繋がると言われています。

次に宝探し感覚のゲームに挑戦しました。「よーく見てみてね。」と声掛けを行い,大豆が入った小袋を手渡してみました。すると,袋に顔を近づけ大豆を見つめる子どもたち。「あっ!」「アンパンマン見つけた!」と嬉しそうな声が聞こえてきました!袋のなかのアンパンマンを探すことを通して,意識を袋に集中させることができました。何かに意識を集中させることを通して集中力が高まり,朝の会や帰りの会,活動中の着席時間の延長に繋がっていくといわれています。

最後に,ケースに入った大豆の下に隠れたキャラクターが何かを探してみました。たくさんの大豆に大興奮の子どもたち。ケースが目の前にくると,自然と笑顔になっていく姿がかわいらしい子どもたち。たくさんの大豆を一生懸命掻き分けて,アンパンマンや仮面ライダービルド等のキャラクターを見つけることができました。

本日は,大豆の感触を味わいながらゲーム感覚で活動に取り組むことができました。今回は,大豆に触れて感触を味わうことをねらいとしましたが,今後も新たな大豆あそびを考えながら,子どもたちの「楽しい!」に繋がる活動を行っていきたいと思います。(網谷)