そら 泡あそび

8月に入り暑い日が続いていますが,そらグループの子どもたちは暑さにも負けないほど元気いっぱいのようです。

 

今回は様々な感触を味わうことができるように,「泡あそび」を行いました。

まずは,道具を使って泡を作り出すことろから挑戦しました。

ストローに息を強く吹きかけると泡がモコモコ出てきます。最初は「わぁ!」と驚きながらも次第に楽しさを感じてきた子どもたち。ストローに息を強く吹くには肺活量は元より,息を吐くときに口をすぼめて空気の通り道を調整する必要があります。顔(特に口周りの筋肉)を柔軟に動かすことができるようになることで,発語の際の口の動きや,食事場面での咀嚼等に応用できます。

どんどん泡が溢れて,あっというまにタライが泡でいっぱいになりました。

 

次は実際に,手で泡を触ってみます。

目の前の泡に「なんだろう?」「ちょっと冷たいね。」と興味を持つ子どもたち。中には,近くで見るたくさんの泡に戸惑いを見せる子どもさんもいましたが,周りのお友達が泡を触っているのを見たり,職員が手に乗せた泡を触ったりすることで,徐々に慣れていくことができました。

子どもさんによって手先の過敏さは様々です。今回,なかなか触ることができない子どもさんも,袋越し,指先,掌,そして両手と徐々に感触味わうことができる範囲が広がっていく様子が短い活動時間の中でも見られました。

 

活動の終盤には体中泡でいっぱいになり,全身で泡の感触を味わっていました。

暑い中,少しひんやりした泡の感触を身体全体で味わうことができた子どもたち。まだまだ,暑い日が続きますが今後も,泡あそびを含め様々な感覚あそびの中で子どもたちの興味関心の幅を拡げていきたいと思います。(迫)